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日曜劇場『ブラックペアン2』手術シーンで流れたヴァイオリンの特徴的な曲は何という曲?誰の演奏?まとめ

ドラマ

日曜劇場『ブラックペアン』のシーズン2がTBS系列で放送中ですね。

シーズン1を見ていない方でも気にせず楽しめるほど、毎話面白い展開で引き込まれてしまいます。

シーズン1の時とは違う人物を演じ分けている二宮和也さんの演技力や、非常にリアルな手術シーンの演出など、見所が様々です。

2024年7月21日放送の第3話では、二宮さん演じる天城雪彦が竹内涼真さん演じる世良と共に、ミックスオフポンプダイレクトアナストモーシスの手術に臨むシーンがありました。

その際、ヴァイオリンが印象的なクラシック音楽がバックグラウンドで流れ、30分という時間制限があり緊迫感溢れる手術の様子を盛り上げるのに一役買っていました。

非常に効果的に用いられていたこちらのクラシック音楽は、サン=サーンス『死の舞踏』という楽曲です。

筆者も好きなクラシック音楽の1つだったので、流れ始めた途端にワクワクしました!

『ブラックペアン』を見て初めて『死の舞踏』という曲について知った方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回は、『死の舞踏』という曲に関しての情報や、『ブラックペアン』で使われた『死の舞踏』を演奏した人物についてまとめてみました!

サン=サーンス『死の舞踏』について

『死の舞踏』はカミーユ・サン=サーンスが作曲した4つの交響詩のうち、最も有名な作品です。

最初は1872年にピアノ伴奏の歌曲として作られ、その後1874年にオーケストラ曲として編曲されました。

1875年にコロンヌ管弦楽団によって初演されています。

初演当時は、その不気味さゆえかなり不評だったようです…

ちなみにフランツ・リストが作曲した同名のピアノ独奏を伴う管弦楽曲がありますが、そちらは全く別の曲になります。

最初にハープが12回音を鳴らして真夜中の午前0時を告げると、ヴァイオリンソロが奇怪な音楽を奏でて死神の登場を表現します。

死神のヴァイオリンに合わせて墓の中から蘇った骸骨がワルツを踊っている様子を、オーケストラの各楽器が何とも不気味な旋律と共に奏でます。

骸骨が踊ることにより骨がカチカチと当たる音をシロフォン(木琴)が、夜明けを告げる鶏をオーボエが効果的に表現するなど、情景を想像しながら聞くと何とも楽しい1曲です。

『ブラックペアン2』で使用された『死の舞踏』について

サン=サーンスの『死の舞踏』は通常はオーケストラで演奏される管弦楽曲ですが、日曜劇場『ブラックペアン2』で使用されていたのはヴァイオリンソロ×ピアノ伴奏バージョンでした。

オーケストラ版と比べると、よりヴァイオリンの奇怪なソロが際立って聴けて、死神感が味わえる編曲でした!

天城先生の手術シーンにピッタリな演出でしたね!

こちら、演奏されているのはヴァイオリンは高松亜衣さん、ピアノは角野未来さんという方だそうです。

1998年生まれの25歳という女性2人が演奏する『死の舞踏』、YouTubeにも演奏動画がアップされています!

劇中で聴くだけでは物足りなかった…という方はぜひ動画をチェックしてみてください!

若き才能が溢れていてエネルギッシュでとても素敵な演奏になっています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、日曜劇場『ブラックペアン』シーズン2の劇中で使用されたクラシック曲『死の舞踏』と、その演奏者についてまとめてみました。

クラシック曲と聞くと肩苦しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、ドラマ内で効果的に用いられると今回のように非常に良い演出にもなります!

『ブラックペアン』をきっかけに初めて『死の舞踏』を知った方も、YouTubeなどでいろんな編曲版の演奏動画を見ることができるのでぜひチェックしてみてください。